MECHATRAXのブログ

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EdgeTech+2025出展レポート

EdgeTech+2025出展レポート

2025.12.03@MechaTracks

2025年11月19日(水)~21日(金)にパシフィコ横浜で開催されたEdgeTech+2025に出展しました。
ブースでは既存製品の展示に加え、リリース予定の新製品「MicroCat.1」のデモ展示、Raspberry Pi 導入ヘルプデスクを実施。
また、2日目の11月20日(木)には当社代表取締役の永里がラズベリーパイの業務活用に関するテーマ別セミナーに登壇しました。

本展示会は3日間で32,429名の方が来場され、メカトラックスブースにも多くのお客様にお立ち寄りいただきました。誠にありがとうございました!

出展ブースの様子

リリース予定の新製品「MicroCat.1」のデモ展示

今冬プレリリース予定の「Micro Cat.1」をEdgeTech+2025で初お披露目しました。
「MicroCat.1」(マイクロキャットワン)は、MicroPython環境を搭載し、LTE Cat.1 bis通信に対応した製品で、開発の効率化と省電力通信を可能にします。
デモ展示では、MicroCat.1にカメラと温湿度センサーを接続。撮影・計測したデータをクラウドに送信し、モニターに表示しました。(カメラは1分間に1回、温湿度は10秒に1回)
会場では多くの方にご質問、ご感想をいただきました。関心をお寄せいただきありがとうございます。
プレリリース時は、メカトラックス公式ホームページ(https://mechatrax.com/)にて改めてお知らせいたします。

テーマ別セミナーに代表取締役の永里が登壇

情報通信機器の分野で20年以上の実績を有する弊社の豊富な実務経験を踏まえ、「ラズベリーパイが可能にする開発~製造のシームレス化 ビジネスのスモールスタートと早期立ち上げを実現」のタイトルでセミナーを行いました。
特に、新規事業や業務改善活動に使用する情報通信機器の開発や製造において大きな課題となる

・PoC後に改めて実稼働版(製品版)を開発する際に必要となる追加の費用や期間
・事前の需要把握が困難だったり、想定される需要が小さい(≒小ロット製造が望ましい)
・小ロット製造における、製造リードタイム長期化と割高な製造単価

といった点について、ラズベリーパイを上手く活用することでPoCから量産へスムーズに移行できることを事例を交えて紹介しました。
規定席数の2倍近くの方がご来場されたため一部立ち見となりご不便おかけしましたが、セミナーは多くの方からご好評をいただくことができました。ご清聴ありがとうございました。

当日のセミナー資料(PDF)の送付をご希望の方は下記リンクからお問い合わせください。
https://mechatrax.com/contact-normals/

歴代ラズベリーパイと弊社製品の歴史を時系列で展示

ラズベリーパイの累計出荷台数は2012年の販売開始から昨年末時点で7160万台を超え、直近では70%が産業・組込み向けで活用されるなど、ビジネスユーザーをターゲットに事業領域を広げています。
弊社はまだラズベリーパイのビジネス活用が一般的でなかった2014年にラズベリーパイ用3G通信モジュール「3GPi」をリリースし、それら事業活動を評価された結果、2024年には英ラズベリーパイ社から国内企業で初となる開発パートナー「Design Partner」に認定されています。
ブースでは、歴代のラズベリーパイと弊社製品の実物を壁一面に時系列で展示することで、歴代ラズベリーパイと弊社製品の10年を超える軌跡を表現しました。
初代ラズベリーパイの誕生から始まる、約40個の基板の実物を貼り付けたボードはインパクトも大きく、多くの方が足を止めてご覧になっているのが印象的でした。

 Edge Tech+フェスタ(20日17時〜)では博多の明太子とお酒をご用意

EdgeTech+恒例のEdgeTechフェスタ(懇親会)では、福岡の老舗・福太郎さまの協賛により、「いか」、「かずのこ」、「あまえび」他の各種明太子に加え、博多土産の新定番「めんべい」各種もご用意いたしました。糸島・白糸酒造の日本酒と共に、皆様とほろ酔い加減でゆっくりとお話しすることができ、私たちにとっても大変楽しい時間となりました。

まとめ

会期中は多くの方にメカトラックスのブース及びテーマ別セミナーにお越しいただきました。
新製品のデモ展示やセミナー講演、Raspberry Pi 導入ヘルプデスクなどを通じて、ラズパイのビジネスでの活用についての関心の高まりを感じました。
これからもIoT/M2Mをはじめとするデジタル活用環境整備を進め、情報通信市場の活性化と持続可能な情報化社会の進展に貢献してまいります。

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