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slee-Pi 3(ラズパイ用電源管理/死活監視基板)の使用 I2C アドレス変更

slee-Pi 3(ラズパイ用電源管理/死活監視基板)の使用 I2C アドレス変更

2021.03.30@kiyonaga

slee-Pi 3 は、ラズパイの電源管理や死活監視の設定を I2C 経由で行います。
今回はパワーマネジメントモジュール設定用の I2C アドレスの変更方法をご紹介します。
slee-Pi 3 と他デバイスの併用で I2C アドレスが被ってしまう際に利用できる便利な機能です。

パワーマネジメントモジュール設定用のI2Cアドレス変更

slee-Pi 3 のハードウエア詳細は こちら を参照ください。
I2C アドレス変更は DIPSW1 を使用します。DIPSW1 は基板上の赤丸部分に配置されています。

出荷時状態では DIP1 , DIP2 どちらも OFF で I2C アドレスの 0x6E に設定されています。
DIP1 , DIP2 の ON , OFF の組み合わせで I2C アドレスを切り替えます。
以下の通り 0x6E , 0x6D , 0x6B に変更可能です。

ラズベリーパイ起動後に下記コマンドを実行すると 0x6E に認識されているのがわかります。

i2cdetect -y 1

今回は 0x6E → 0x6D への変更を例に紹介します。

[手順1]DIPSW1 の DIP 切り替え

① ラズベリーパイをシャットダウン
② DIPSW1 の DIP1 を ON 側にスライド
③ JP4 のジャンパピンを付け替える → 3ピンの内、左側2本に付ける ※JP4 詳細は こちら
④ slee-Pi 3 の設定をリセットするために一度復電
⑤ JP4 のジャンパピンを元に戻して再度復電

[手順2]sleepi3 設定ファイルの書き換え

/etc/default/sleepi3 ファイル中盤の下記箇所を書き換えます。
I2C_ADDRESS=0x6E0x6D に書き換え後保存して、再起動

再起動後に i2cdetect コマンドを実行すると 6E → 6D にアドレスが変わったのが確認できます。

※再起動前に i2cdetect コマンドを実行しても、上記のようにアドレス変更はされますが、sleepi3ctl コマンドを実行するとエラーになりますのでご注意ください。

以上が変更方法の紹介でした。
ご覧いただきありがとうございました。

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