本ブログのポイント

• adpictl コマンドは ADPi Pro の設定や表示を行うためのツール
• adpictl コマンドは SPI デバイスと IIO サブシステムの両方に対応
• adpictl コマンドで、サンプリング周波数やゲイン倍率などの設定が可能
• adpictlコマンドで、測定に関する設定や、設定されたデータの表示が可能
• ADPi Proは、1つのラズベリーパイに対して2個スタック可能

本ブログの概要

ラズベリーパイ用高精度A/D変換モジュール「ADPi Pro」の adpictl コマンドに関するチュートリアルです。adpictl コマンドはADPi の設定や設定の表示を行うためのコマンドであり、ADPi Proを動作させるツールadpi-utilsの一部として提供されます。adpictl コマンドの構文は、ADPi Proが使用するSPI デバイスとIIO サブシステムの二つのインタフェース共に共通で、フォルダ「/usr/sbin/adpictl」にコマンドがセットアップされます。本ブログでは、ADPi Pro を 2枚同時に使用する際の設定方法についても解説しています。

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